父親が協力してくれない家庭だと、母親は、自分一人に子育てを押しつけられたような感じになりがちです。そうすると、お母さんたちは、「子どもの成績」が「自分の子育ての採点」のように感じてくる場合があります。実際には父親の責任でもあるのに、そう思えなくなってくる。そこには父親のかかわりが絶対に必要なんです。夫婦でよく話し合って、お互いの価値観は一致しなくてもいいけれども、教育の方針だけは決めておかないといけないと思います。昔の名家には、その家系の生き残り戦略みたいなものがあって、子育てに関しても一定の方針を持っているところがけっこうありました。一般家庭でも、そういう家庭はあったのではないかと思います。子どもを育てること、子どもを伸ばすことは、長期間をかけた一大プロジェクトです。それには、戦略も必要だし、人脈も必要だし、資金も必要です。お父さんとお母さんがその大プロジェクトのリーダーなのですから、きちんと話し合っておく必要があると思います。お父さんのかかわりが薄いと、お母さんは、変なプレッシャーに押しつぶされてしまう可能性もあります。「子どもを伸ばしたい」「でも、教育ママって思われるのはイヤ」というような複雑な気持ちになっていきがちです。余談になりますが、確かな個別指導を選びたいなら、在籍している講師の実績を基準にして選ぶようにしましょう。