若い女性はたいがい。会社に行くときやふだん家にいるとき、つまり日常は、ナチュラルな素肌を生かすお化粧をし、ディスコとかパーティーとか、遊びが目的で外出するときなど非日常の場合は、ちょっと派手めのメイクアベフにして気分をかえるのではないでしょうか。突然、お化粧の話などして意外に思われるかもしれませんが、家造りを女性のお化粧にたとえるとわかりやすいと思ったので、例を出してみたのです。家の中というのは、まさに日常なわけですから、非日常の厚化粧は合わないのです。
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わかりやすくというと、店舗に多いデザインとか建材、インテリア小物などは、いくらおもしろくて、おしゃれで、流行のものでも、こういった非日常のデザインを家の中にもち込むのはおすすめできません。たまに、こういうしゃれた家を見かけますが、建築家やインテリアコーディネーターに遊ばれたなと思わざるをえません。こうした非日常的な内装材は、ある時期、はやるからおもしろいわけで、それは非日常の刺激のおもしろさです。必要以上に尖っていたり、直線的でないと不安定なものを曲線にしてしまったり、家じゅうモノトーンにしてみたり、あるいは、石がはやりだからといって家じゅうに敷き詰めてみたり、建築家にとっては、たまに造る建物に非日常的なものをついつぎ込んでみたくなるようですが、住む側はこれではたまりません。刺激が強すぎて快適さを欠き、居心地が悪くなって、疲労、ストレスがたまってしまうのです。